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祝314

ええとですね。
あ、まずは毛利さんお誕生日おめでとうございます。満41歳てマジか。本厄じゃん。厄除けしなきゃ。ぜんざい作って大勢の人に振舞わなきゃ(笑)。

ギリギリ滑り込みですみません。
実はここしばらく、娘の体調があかん感じでして(今月入ってからマトモに学校行ったん3日ほど…)、正直この1週間はほとんど書けなかったんです。その割に寝不足ですが。
でもここで直球でゴメンナサイしてしまうのも自分的にはかえってストレス、でもMukaraさんにサイトにあげてもらうには中途半端すぎる進行具合だし(HP自分でいじれないんですわ私)、でもでもでも~と考えてたら、当日の今日にかぎって若干時間がとれましたので。
最もお手軽な手段として、このブログ内でちょろちょろ仮連載してみようと決めました(爆)(→同日UPページをご覧下さいませ)。
基本、文章を一番最初からストレートに書いていくタイプじゃないので、無謀な試みかもという気もしないでもないのですが。とりあえずやってみます。
文章修正も随時どんどん入れてくつもりですので、完成段階ではかなり違うものになってるやもしれませんがご容赦を。ある程度まとまったらサイトに移行する予定でいきます。

今回のストーリーの内容についてのあれやこれやは、また後ほど。
「これってあの古~い話と対?」と気付かれた方、まさにそのとおりです。若干「初心に帰れ」的な感じで(笑)綴っております。
  
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メテオラレイン 1




 部外者しかも未成年者が、夜更けに一人でこんなところにいることを、第三者に気付かれるといろいろまずいので。
 地上から極力見えることのないよう、できるだけ屋上フロアの中央部分に、荷物を置いた。
 まずは乾電池式のミニランタンを点し、光量を最小近くに調整する。
 長年風雨に晒された古いコンクリートの、細かい欠片があちこちに散らばっているフロアの、状態が少しでもマシそうな場所を選んで、まずはビニールシートを敷き。
 いつものごとく研究室から借りてきた、古いスリーピングマットのファスナーを開いて、その上に数枚重ねて敷いた。
 うっかり居眠りしてしまった時の対策として、念のため腕時計のアラームを、半時間後にセットする。これで概ね準備完了。
 ランタンの灯を消してから、マットの端に腰をおろし。上半身をそのまま倒して仰向けになる。
 ふかふかというほどでもないが、転がり心地は決して悪くない。
 スキー用のニット帽を被り、ダウンジャケットをしっかり着込んでいるからか、二月の深夜だというのに、ほとんど寒さも感じない。
 肉眼で確認できる星の数は、天文台のあるような場所にはもちろん、及ぶべくもないものの。
 ほぼ快晴かつ月も出ていない、理想的と言ってもいいコンディションだった。
 風もない。
 そして視界いっぱいに広がる天球には、狙いどおりの。いやそれ以上の。
 ─── しばらくの間、心躍らせつつ。
 時々腕時計を眺めては、結構真面目にカウントし続けていたものの。
「……なんなんや、これは」
 段々と。おそらく相当稀な瞬間に立ち会っているという高揚感より、むしろ漠然とした違和感、もしくは不信感のようなものの方が勝ってきたのに。
 自分の眉間に皺が寄るのを意識しつつ、思わず再び呟いた。
「いくらなんでもこの数は……アレだよな」
 さすがにこんな状況だと、専門機関やアマチュアの天文ファンのみならず、ちょっとした騒ぎになってるかもしれない。
 ラジオで何か報道している可能性もある、一応確認してみるかと思いついた矢先に。

 階段室の入口付近で、コンクリートの細かな欠片を踏みしめる音がしたのが、耳に届いた。
 深夜の静寂を破り、ゆっくり近づいてくる、誰かの足音。
 親父か研究室の誰かが様子を見に来たのか?と思い、こころもち身体を起こし、視線を向けて。
 俺の動きに反応したのか、暗闇の中、ぴたりと足を止めた相手のシルエットに、誰だあれ?と眉をひそめ。
 そして。
 ─── 違和感の正体やら何やらの、すべてが一瞬にして、種明かしされたように感じられたのに。

 思わず口の両端があがるのを自覚しながら、そのままマットに手の平をついて身体を起こし、立ち上がって。
 顔は上に向けたままで、
「なるほどな」
 と、ひとりごとみたいな調子で言った。
「道理で。さっきからやたらめったら流れるな、と思ってたんだけど」
 少し離れた位置で立ち止まったままの相手と、視線をあわせ。やはり間違いないことを確信して。
「シン、だよな?」
「…おぼえていてくれたんだ」
 返ってきた声の、穏やかな音色も。記憶にあるままだったのに、少し懐かしささえ感じつつ。
 にやりと笑い返すことで、当然だろ?と肯定する。
 ……憶えていないわけがない。あんなにインパクトの強い夢を。
 そしてなにより、この唯一の登場人物を。
「それにしても……いきなり結構老けた?」
「…悪かったね」
 思わず苦笑してしまったらしき相手は、この寒空の下、白っぽいセーター1枚にジーパンという薄着で……いや今やこれが夢の中だと判った以上、服装なんてどうだっていいのだけど。
 以前会った時より、目線の位置がかなり近くなってて……いやそれもいいのだが、明らかに高校生って感じでもなくなっていたのに、少し驚いた。
「僕の方は、前に会った時から、ええと……10年以上経ってるから」
「…そんなに」
「ごめんよ、おっさんになってて」
「いや。印象は全然変わらんからかえって不気味」
「………」
「にしても、俺の方は1年半位しか経っとらんのに。……そうか、必ずしも同じ時系列上からやってきてるってわけじゃないのか」
 前回会った時には、考えてもみなかったけれど。
「あんた、前に俺の未来を断言してたもんな。少なくとも数年以上先の時空間から来ていて、しかも今回は前よりも、更に時間差があるってことだろ。面白いというか器用というか」
「…うん」
 ちょっと曖昧な調子で、それでも素直に肯定した相手に、やっぱり、と頷き返した。
 そしてこんな暗がりなのに、相手の姿を思いのほか明瞭に見ることができるのも。やはり夢ならではだよな、と納得する。
「1年半というと……じゃあ当麻は今、中学2年?」
「いやまだ中1。といってもあと1ヶ月半で進級するけど」
「背、いきなり伸びたね」
 じっとこっちを注視しているのに、少々気恥ずかしさを憶えつつ。
「まあ、ぼちぼち。すでに制服の丈がちょっとヤバなってきたけど」
「それにしても中学生が夜中に一人、こんなところで星空の観測なんて……ってここ、一体どこ?」
「京都市左京区。親父の大学の研究棟の屋上」
 そう応じながら少しあとずさって、俺はマットに再び腰をおろした。
 両膝を曲げた姿勢のまま、視線を真上に向けて。
「うちはベッドタウンのマンションだから、否応なしに夜空が明るくてさ。ここもまあ一応街中だけど、観察コンディションに関しては相当マシだし広いし人は来ないしで、たまにこっそり使わせてもらってる」
「そうなんだ。……そこ、僕も座っていいかな」
「あ、うん」
 そう言って近寄ってきた相手が、少し首を傾げてみせたのに。自分がマットの中央部分に陣取っていることに気付き、慌てて尻の位置を左にずらした。
「ありがとう……あ、結構座りごこちいい。この敷いてある、薄い布団みたいなものは何?」
「登山とかキャンプ用のスリーピングマット。親父の研究室の仮眠用のを借りてきて、5枚ほど重ね敷きしてある。コンクリートの上ってかなり冷えるし。夏だと1枚で充分なんだけどな」
「いいのか?こんな場所に直に敷いて」
「ちゃんと一番下にビニールシート敷いてるって……あんた結構細かいな。大体、これ夢だぞ夢」
「…ああそうだっけ」
 本当に今気付いた、といった風に呟いて。
「どうもそんな感じがしないんだよね……しかし一体何を観測してるんだ?さっき言ってたやたら流れるって、流れ星?」
「そ。しぶんぎ座流星群」
 ふうん、と返してから。
 俺に習ってか、自分も両腕を頭の後ろに組んで。シンはゆっくりと、身体を後ろに倒した。
「うわー、見事に満天の星だ。……ああ本当だ。今ひとつ流れたね」
「早速な」
「そうか、流星群ってこうやって観ると楽なんだ。油断するとうっかり寝てしまいそうだけど」
 相手の声が、右頬のすぐ横あたりから聞こえてくるのが、何だか妙にくすぐったく感じつつ。
「それ、マジで結構危ないんだ。俺はいつもアラームセットして観測してる」
「今の時期だと、風邪ひくどころじゃ済まないだろうしね。……それにしても、しぶんぎ座?」
 そんな星座あったっけ、と続いたのに、そうか天文ファンとかじゃなかったら、ほとんど聞くこともない名称だよなと気付く。
「四分儀ってのは、羅針盤のなかったころに航海とかで使われた観測用器具の一種。20世紀初めに国際天文学連合って機関が、公認星座の数を88と決定して以来、実質的に抹消されてしまった星座なんだ」
「ふうん。消されてしまったのに、流星群の名前では残ってるんだ」
「流星群自体の歴史が古いからな。それで今年の正月早々に、しぶんぎ座流星群の極端な突発出現があって、情報は掴んでたのにタイミング悪く風邪ひいて。結局まったく観測できなかったのが、結構くやしかったんだ。でもまさか夢に出るほど悔しかったとは、自分でも気付いてなかったけど」
「突発出現って?」
「…ええっと」
 天文の世界も、相当専門用語だらけなんだなと気付く。普段使ってる分には、意識すらしないけれど。
「一口に流星群といってもいろいろあるんだけど、毎年大体何月何日ごろ現れるってのがはっきりしてる流星群を、定常的流星群って呼ぶんだ。でそれがたまに、例年より極端に多数観測できることがあって、そいつが突発出現。今年の1月4日なんて、最大で1時間あたり100個以上見られた場所もあったらしい」
「…でも」
 あ、また流れた。
 右手で指差しながら、そう小声で言って。
「1分に2個弱とか、そんな数じゃないね」
 だよな、と思わず笑ってしまいながら頷き返し。
「これだと間違いなく流星群じゃなくて流星雨、メテオラレイン。いや、メテオラストームかもしれないな」
「…それって、どう違うんだ?」
「厳密な決まりはないけど、大体1時間に100個以上流れれば流星雨、そして1000個以上だと流星嵐って呼ばれてる。1929年にアメリカで観測されたしし座流星群は、1時間に数千個流れて大騒ぎになったらしいけど……まあ、現実にはよっぽど運が良くなきゃ見られない。ホントお手軽すぎるよな、夢って」
「とてもそうには見えないけどね」
 相変わらずの穏やかな調子で、しかし即座にそう帰ってきたのに。
「…そうにはって?」
「いや、僕には超がつくほどリアルに感じられるから。この場所といい、ひんやりした夜中の空気といい、夜空といい。ちゃんとまたたいている星とか、見慣れた星座とか、もちろん流れ星も」
 リアルですごくきれいだ、と感嘆口調で続けている相手の横顔を、そっと盗み見て。
(……リアルって。)
 すぐ傍らにいるあんたの方が、むしろよほどリアルだがな、と思う。
 今見えているこの空も、流れては消える星も。所詮は自分の記憶から拾い上げたもので構成された、捏造品。とてもよくできたプラネタリウムのようなものだろう。
 でもこの人は実物そのままであって、俺の無意識の産物なんかじゃない。
 以前本人がそう言ってたし、それを疑う要素も特にみつからない。だからって信じる根拠があるのかと尋ねられれば、即返答もできないのだけれど。


< 続く >

あと一週間ですがφ(゜-゜=)


ここ数日、「鬼灯の冷徹」のオープニングを延々聞かされてます。お経みたいな歌詞を苦労して暗記中<娘が。しかし声優さんたち滑舌半端ねえ。
コミック3巻発売位に知って以来大ファンだったんですが、こんなに旬のものになるとはねえ。

さて前回の書き込み以降、早速ここやサイトの方で拍手&メッセージ下さいました皆様。ありがとうございます。チェックしていただけてるだけでも大変嬉しいです。
(それから過去3年間の分も・・・こないだ一気読み&チェックして悶絶しておりました。実に実に申し訳・・・)

身辺こまごましたトラブル続きではありますが、エックスデイに向けて、合間合間にちまちま書いております。
ただ今回の話、基本一人称なんですが、書き進めていくうちに徐々にえもいわれぬ違和感が出てきまして。
一端ストップしてじーっと考えた結果、「ひょっとして視点があかんのか?!」と気付き。一人称を逆転させるという方向転換をしてみたところ、まあ文章増えるわ増えるわ。・・・ここで誰から誰へと変えたのか気付かれた方、若干おられますね?(笑)
みたいな感じでこんな時期に完全リセット、書き換え作業に突入中ですので、正直3/14に全文は無理な気がしてきました(+_+)。
最近とにかく何でも無理はしないがモットーでして(体力とのバランスがホンマ辛いので)、書けたところまでUPすることになるかと思いますが、どうかご容赦を。
 
それから、やはりここを覗いてくださる方々にはお知らせしとかねばなるまい。
実は昨年2013年、鎧伝25周年ということで、サークル「サムライ☆ファンタジイ」さんの夏コミあわせの本にお誘いを受けまして。
内容の条件が「タイトルに25を入れる」というダイレクトなもので、まあそっちは全然OKだったんですが。今まで経験したことのなかった字数制限という壁にブチあたり(爆)、締切ギリギリまで苦しみかつ多大なご迷惑をおかけしたものの、なんとか「水面下の二人の今現在少々」みたいな話を載せていただいております(既にご存知の方はありがとうございます!)。
右のリンク欄にありますブログ「陰陽伝日記」→2013年7月のアーカイブ記事に、詳細が。
まだ通販OKとのこと、またイベントもちょくちょく参加されておられますので、可能な方はそちらで入手もアリかと。
→http://aonekoya.com/osf/off.html
まあ、私自身が現在の彼らをちらっとピーピングしたくて(笑)書いたような、読まなくてもトータルストーリー的には全然支障ないなーみたいな他愛のない話ですが。
もし機会があれば、お手にとっていただければ嬉しいです。

こっそりと・・・


ええっと。ここに何か書くの、3年ちょっとぶり…ですね。
日数にして千日強、になるんですかね。
ヘ(-.-ヘ;)... コソコソ...

三年寝○郎ぢゃあるまいしその間なにやっとったんじゃあと問われると、
いやただひたすら日常生活に追われてました~としか、お返事しようがないんですが(そしてまったく何もしてなかったわけでもないんですが実は)。
いいわけを連ねる位ならアレですよね、ポジティブな話題の方がね。

ええっと。身辺に余裕ができたわけでは決してないのですけど、年を越したあたりからなんだか、すっと気持ちが切り替わったといいますか。
ええかげんそろそろ書いてかなあかん!的なスイッチが入りまして。

で、とにかくざっと今まで書いたものをHPで読み返してみては、
「うわあこんないろいろ誤字やら何やら放ってあるわ~」とか
「うわあこんなちゅーとはんぱなとこで話放ってあるわ、酷いわ~(爆)」とかなってたんですが。

先日、twitter(これだけは地道に続いております。性にあってるようです)にて、
2/14的なお題をちょっと戴きまして。
その内容が「あれ?こいつはひょっとして・・・使える?」なネタでしたもので。
そちらの方には先に容赦いただきまして(すんませんうーたんさん)、
3/14、水誕目標でひとつ、目下製作中です。
水面下シリーズ、転換点あたりの短編です。
深夜に静かに星を眺めるような話、になると思います。

それから、他の放置してあります分も、徐々にやっつけていく心づもりでおります。
順位は決めてませんが(あくとなんたら…が自分でも一番気になりますがねOTZ)
もし何かリクエストなどあられましたら、ここのコメントなりWeb拍手なりでいただけますと嬉しいです。
何よりも励みにさせていただきます。
(それよかまず、ここに気付いていただけるかどうかですわな…)

あと、ここの更新も…ですね。
とりあえずまた進捗状況とか、近々書かせていただく段取りでいきます。
アイドリング中とはいえ、とにかく何か発しないと。ブルンブルン。


クラッシュ(゜_゜)


やー油断してた。
ここ3年ほどトラブル皆無だったので、本当に油断してました。
そうよ。そもそもパソコンってのは、壊れるようにできてる機械だったよ。

今月15日、粉雪降りしきる極寒の高野山からへとへとになって帰ってきたら(いや修行とかではなくて(笑)小学校有志による雪遊びバスツアーでした)、いきなりパソコンがまったく起動すらしない状態に。
そして書いた文章3週間分、すべてパアに。
もお悲しい痛いというよりむしろ淡々とした気分に。

それから半月弱、どうにかならんもんかと多々やってみたのですが(生半可に知ってるとつい足掻いてしまってあきまへんな)、とにかくハードディスクが微妙に安定しない。突然暴走によるハングアップが止まらない。
これ書いてる今も、さあいつ固まるやら。
こりゃもう寿命だ(酷使してるしな)(思えばサークル再開後の文章はすべてこのPCで綴ったんだよな)、修理に出すのも金と時間の無駄だと結論づけ。
昨夜新しいのん注文しました。ああこれで寝不足から解放される\(-o-)/

そんなこんなで自分の体調はそこそこだというのに、もうモチベーション下がる下がる、つーかパソコン対応に相当時間を食われてしまいまして。
年明けに折角した宣言あえなく潰えましたスイマセン(=_=)
例の件、バレンタインデーまでの延長をお願いいたします。


プロフィール

imuranこと斐村良@AAP

Author:imuranこと斐村良@AAP
某騎兵隊のヒトたちにうっかり釣られてはや二十数年余。

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